ゴンタンとヒソヒソ

 

むかーしむかし、あるところにゴンという名の子狼がいました。

ゴンは子狼でしたが、とても強かったので一人で野山を駆け巡ったり狩りをしたりしていました。

ある日、いつものように狩りに出かけると、1匹のキツネがタヌキと戦っていました。

タヌキは、ゴンの友達のレオリオです。キツネの方は、ゴンが初めて見る顔でした。

そのキツネは大きくてとても立派なキツネでした。でも顔に変な模様が描かれています。ゴンは、何故かそのキツネから目が離せません。

レオリオとキツネの戦いは、圧倒的にキツネに余裕が見られました。

レオリオはあまり強くないのに、すぐにカッとなる性格なのでゴンは心配でした。

レオリオがキツネに背後を取られ襲い掛かられそうになる瞬間、ゴンはキツネに持っていた釣竿を投げつけました。

ゴンの投げた釣竿は、錘の部分が見事にキツネの顔に当たりました。

「!?・・・・・ゴン!?」

レオリオがゴンに気づきました。するとキツネは、ゴンを真正面から見下ろしました。

「・・・・・ゴンて、いうのかい?」

キツネの圧倒的なパワーを感じ取り、ゴンは怯みました。心臓がドクンドクンと脈打っています。

「てめェの相手は俺だ!!」

レオリオがキツネの背後から攻撃を仕掛けます。するとキツネは難なくレオリオの顔面を殴り飛ばしてしまいました。

ゴンはその隙にもう一度、釣竿で攻撃を仕掛けます。キツネに釣竿がヒットしたと思った瞬間、ゴンの背中をゾクリと這い上がるものがありました。

キツネはゴンの攻撃をかわし、その大きな手と爪でゴンの喉元を押さえました。

「仲間を助けにきたのかい?いいコだね〜◆・・・・・大丈夫、殺してないし。君も殺さない。・・・・・・その代わり、また会いにおいで♪」

キツネはゴンのピンと立った耳にそっと告げました。そして、そのまま去って行こうとしました。

「待って!!・・・・・・名前を教えて・・・・・・。」

「くくくくくくっ。奇術師ヒソカ。」

そう言うとヒソカは、霧に隠れるようにして消えてしまいました。

その日から、ゴンはヒソカのことが頭から離れません。こんな気持ちは初めてで、ゴンには何なのかさっぱり分かりませんでした。いつもは勢いよく振っている尻尾もションボリと元気がありません。

ゴンは、ヒソカに会いたいような怖いような気持ちに戸惑いを覚えていました。けれど、ゴンは立派な狼族の子!

この気持ちは強くて立派な獲物と遭遇したからに違いない!・・・・・と勇気を振り絞ってヒソカを狩ることにしました。

ゴンは最初にヒソカと出合った場所に行ってみました。逸る心に自然と全力で駆けていました。

(あれ・・・・・・?いない。)

ヒソカと初めて出合った場所に、ヒソカは見当たりませんでした。

(また会いにおいでって言ったのに・・・・・・・・・・。)

ゴンは何故だか泣きたい気持ちになりました。一度出会っただけのヒソカにどうしてこんなに会いたくなるのかゴンは不思議に思いました。ゴンは1時間ほどヒソカを待ちましたがヒソカは現れませんでした。

仕方ないので、ゴンは近くの湖で喉を潤すことにしました。

『ゴクゴクゴク』

ゴンは全力で走ってきたので、とても喉が渇いていたのです。

『パチャパチャ』

ふと、ゴンが立てる水音とは違う水音が聞こえてきました。ゴンは水音のするほうを見てみました。

すると!!そこには裸で水浴びをしているヒソカがいるではないですか!

「!!!!!!!!!!!!!!!?」

ゴンは驚いてひっくり返ってしまいました。

『ドスン』

ゴンの立てた物音に気づき、ヒソカは振り返りました。

「ゴン・・・・・・。」

ヒソカはゴンの姿を認めると裸のまま、ゴンのそばにやってきました。

「ヒ・・・・・ヒソカ!何か着てよぅ!!」

ゴンの顔は真っ赤です。

「くっくっくv水浴びをしていたんだから仕方ないだろう?★・・・・・・だけど、こんなに早く会いに来てくれるなんて嬉しいねぇ?」

ヒソカの言葉にゴンは、慌てて言い返します。

「会いに来たんじゃない!!・・・・・・・狩りに来たんだ!!」

「狩りに・・・・・?ますます嬉しいねぇ♪」

ヒソカの心底嬉しそうな声にゴンは何がなんだか分からなくなってきました。

「だって!!だって!!・・・・・・ヒソカに会いたいような怖いような気持ちになっちゃうんだ。これって、大きな獲物を狩る時の気持ちでしょ?・・・・・・・それにさっきヒソカに会えないと思って悲しかったのも狩りを楽しみにしてるってことでしょ!?・・・・・・・だからオレ、ヒソカを狩るんだ!!」

そこまで一息に言い恐る恐るゴンが目を開くと、すぐそばにヒソカの顔がありました。

今日は水浴びの後なので顔に描いてある変な模様はありません。

ゴンはヒソカの顔をすぐ間近で見て、ほぅっとため息をつきました。

(奇術師の化粧を施していないヒソカはなんて綺麗なんだろう・・・・・。)

「ボクを狩るのかい?v」

ますます近づいてくるヒソカにゴンは首を竦めました。

「くっくっくっく。ゴン、耳が寝ちゃってるよ★」

ゴンのいつもはピンと張った立派な耳が、今では後ろに反り返り寝てしまいました。ゴンがヒソカに怯えている証拠です。

「怖いのかい?」

「そんなこと・・・・・!!」

ゴンがヒソカに言い返そうと上を見上げた瞬間に、ゴンの唇はヒソカの唇に塞がれてしまいました。

「!?」

ゴンは驚きました。でも、ヒソカの腕の中の居心地があまりにも良いので抵抗できません。

ゴンの唇を割ってヒソカの舌が深く侵入してきます。ゴンはヒソカの舌に上顎をなぞられてビクンと震え、身体が熱くなっていくのを感じました。

「ふっ・・・・・・んぅ・・・・・。はぁっ・・・・・・・・。」

ヒソカはゴンの舌を吸い、その甘さに我を失いました。

「ぴちゃっ・・・・・・・・・・ちゅ・・・・・・・・ぴちゃっ・・・・・・・くちゅ・・・・・・・。」

「はふ・・・・・。」

長い口づけの後、光る糸を引いて二人の唇が離れると、ゴンは火照った頬と潤んだ瞳でヒソカに泣きそうになりながら聞きました。

「ヒソカ・・・・・・・オレを食べるの?」

「!?・・・・・・くっくっくっく。そうだね、食べることになるかもねぇvでも、大丈夫。ゴンたち狼族とは違う『狩り』で・・・・違う意味の『食べる』だから★」

「?????」

ヒソカの言葉にゴンの頭は?がいっぱいです。

「ひゃっ!!」

ゴンが驚いた声を上げます。ヒソカがゴンの耳をピチャピチャと音を立てて舐めます。ゴンのピンと張った耳がピクピクと震えてしまいます。

「ゴン、耳がいいんだね?くすっ。」

「・・・・や・・・・・ぁっ。・・・・・・そこで喋っちゃ・・・・・・や・・・っ・・・・・あっ!」

ヒソカが耳の愛撫を続けながらゴンの服を1枚1枚器用に剥いでいきます。

服を剥いだ先には可愛らしいピンク色のゴンの乳首が現れました。ヒソカが指で突くと乳首は尖りを見せました。

「あっ・・・・・・。」

気を良くしたヒソカは、ゴンの乳首をつまんで弄ります。

「ひゃぅ・・・・あっ・・・・ぁっ・・・・・・。」

ゴンの体が魚のようにビクビクと飛び跳ねます。

「気持ちいいかい?v」

ヒソカはゴンの様子に目を細めて聞いてみます。

「ん・・・・き・・・もち・・・よく・・・・ない・・・・・。」

ゴンは強すぎる感覚にどれが快感が分かりません。

「くっくっく。でも、尻尾が揺れているよ★」

ゴンの大きな尻尾は「もっとして」と言わんばかりに左右に揺れています。

ヒソカはゴンの突起した乳首に口をつけ『ちゅう・・・』と吸いました。

「あぁ〜!!・・・んぅ・・・・。」

一際、高い声でゴンが鳴きます。

「それ、や・・・・・あっ・・・・・・。離し・・・・て・・・・・・・。んぅ・・・・。」

ゴンは力の入らなくなった手でヒソカの堅い胸板を押します。逃げようと思っても腰がガクガクと震えて立てません。

「大丈夫、怖くないよ。ゴンを大人にしてあげるだけさ◆」

ヒソカはすっかり力の入らなくなったゴンから最後の砦の下着を剥ぎ取ります。

下着を取るとすでにゴンの陰茎は立ち上がり、その先からは透明な蜜が溢れて太ももまで濡らしていました。

「可愛いね、ゴンのここはv」

程良く力を加えながらヒソカはゆっくりと指を上下に動かし始めました。そして左手の人差し指は、尻尾の付け根から後孔へと至る谷間を探ります。

「ふっ・・・・あぁっ・・・・ひゃうっ!!」

ゴンは腰を揺すり、ヒソカの手から逃れようとします。が、ヒソカはそのままゴンの陰茎を握り顔を近づけ口に含みました。

「あっ・・・あっ・・・・あっ・・・・・・!」

ヒソカは、まだ包皮の残るゴンの陰茎を口の中で優しく剥いていきます。

「あっ・・・・きゃんぅっ・・・・・・!」

ゴンはピリリとした痛みに声をあげました。ゴンの陰茎は完全に露出し、初めて触れる外界やヒソカの口内の温もりに慄きまいました。

ヒソカは剥きたてのゴンの陰茎をちゅうちゅうと吸いました。

「はぁ〜っ!・・・・あぁ!!・・・・・溶けちゃうぅ!!!」

ゴンの陰茎がヒソカの口内でぴゅくっと白いミルクを吐き出します。

ヒソカはゴンのミルクをコクコクと飲み込んだまま、後孔に指を滑らせます。ゴンの漏らす蜜が後孔に滑りを与え、ヒソカの指を難なく受け入れました。

ぐにゅぐにゅとヒソカの指がゴンの後孔を広げます。陰茎を弄ぶのに飽きたヒソカは、後孔に舌を差し込みました。

「ひっ・・・・や!!・・・あ・・・・あぁっ・・・・!!」

ヒソカの舌が中で蠢くと、ゴンの後孔は舌をヒクヒクと収斂しヒソカの舌を締めつけました。

「ゴンの体はどこでも感じるんだねぇ◆」

「や・・・・!・・・・あぁっ・・・・・ふっ・・・んぅ・・・!!」

ゴンは羞恥に声をあげるも、叫ぶ端からそれは嬌声へと変わってしまいます。すっかりゴンの後孔は蕩け、もっと太いものの侵入を待ちわびていました。

「ヒ・・・・ソカ!・・・・・オレ、変だ・・・よ・・ぅ。」

ゴンは快感に体をガクガクと震わせました。

「くすっ♪・・・・どう変なんだい?ゴン。」

「お尻・・・・が・・・・ムズムズする・・・・・・の・・・。」

「じゃぁ、ボクが今なんとかしてあげようねv」

ヒソカはそう言って、熱く滾った自分の陰茎をゴンの後孔に押し付けました。

「あ・・・・・、熱い・・・・・。なに?」

ゴンの後孔は熱く滾ったヒソカの陰茎を飲み込みたくてヒクヒクしています。

「ゴンを治すお薬さ★」

「ひぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ずぶぶぶぶっと音を立てて、ヒソカの陰茎はゴンの中に深く深く埋まっていきました。

体のなかにぴっちりと納まったヒソカの陰茎で、ゴンは息も絶え絶えです。

「はっ・・・・・はっ・・・・あっ・・・・・ふっ・・・ぅ。」

「すごいよ、ゴン・・・・・・・とってもきつい・・・・・。」

ヒソカの顔から余裕の表情が消えました。ゴンの中は慣れているヒソカでさえも、息を詰めるほどキツく収斂し蠢いていました。

「あぁんん・・・・っ・・・・・やだぁあっ・・・・!!」

ヒソカがゆっくりと腰を動かし始めました。ゴンの後孔が締めつけるせいで、激しい動きはできませんが、ほんの少しの動きでたまらない快感が生まれます。

ヒソカは仕方なく、ゴンの後孔の浅い位置にある前立腺に自らの陰茎をコリコリと擦りつけました。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁあんん!!」

ゴンの陰茎から失禁したようにミルクが溢れ出ます。ゴンの後孔は更に熱をおび蕩けそうです。

やがて、ヒソカは我慢できずに激しく腰をゴンに打ちつけ出しました。

「あ、あふぅあ、こすれ・・・・・て・・・・・、あ、あんんん・・・・やけちゃう・・・・よぅ。」

ゴンの目尻から涙が零れます。ヒソカの腰はもう止まりません。一際、腰を打ちつけるリズムが早くなりました。

「ゴン・・・・出すよ?」

「あっ・・!はっ・・・・んぅ・・・・ひゃああああああああああんんんんんんんん!!!!」 

ぎゅううっと締めつけられた後孔内で、ヒソカの陰茎はどぴゅる、どぷ、どぷびゅるるるるる、と長い長い射精を始めました。

ゴンは体内に吐き出されるヒソカの感触にびくびくと痙攣し、ヒソカの首にきつくしがみつきながら3度目のミルクを出しました。

        

「ねぇ、ヒソカ。オレの狩りは失敗しちゃったってことなのかなぁ?」

情事の後、ゴンはあどけない瞳でそうヒソカに尋ねました。

「そうだねぇ・・・・。ある意味、ボクは狩られたことになるわけだから失敗じゃないよ★
でも納得がいかないなら、何度でもゴンはボクを狩って良いんだよ♪」

「そうなの?・・・・・・・・・そういう狩りもあるんだぁ・・・・・・。ふーん。」

ゴンの納得したような納得していないような顔を見つめてヒソカがコッソリ笑います。

(何度でもボクが食べてあげるからね・・・・・・v)

ゴンは、まんまとヒソカに狩られてしまったようです。でもヒソカは、ゴンをとても大事にするようなので、これからも仲良く暮らすことでしょう。

めでたしめでたし・・・・・・・?