補足
以下、ロイは受け注意!
ヒューロイ・ハボロイ注意!!
おk?
テキストにおこす気はないので設定だけ補足で書いておきます。
このままではロイが可哀相すぎるのでwww
まず大前提にヒューロイです。
ツンデレロイ受けですw
しかし、ヒューズは何者かに殺されてしまった。
犯人に復讐することだけを夢に見、埋められない喪失感に精神は崩壊寸前。
そんなロイをみていられないハボック。
手を変え、品を変え、ロイの心の喪失を埋めようと頑張るハボック。
しかし軽くあしらわれるだけで、残念なハボック。
だが何故かハボックといると心が休まった。
「俺をヒューズ准将の代わりにして良いですよ。」
ロイはヒューズの名を呼びながら、ハボックと身体をつなげた。
目の前にいる男は紛れも無くハボックだと分かりながら・・・・。
ハボックに心惹かれる自分を許せないロイ。
ロイはヒューズを取り戻すべく賢者の石を手に入れようとする。
それを探し続けるエドに一縷の希望を託す。
ここから伝わらない体温↓
しかしエドの報告に自分の罪深い欲を目の当たりにさせられる。
エドの告白はまるで自分をみているかのようだった。
エドを肉体的にも精神的にも追い詰めることは、自分を追い詰めることと一緒だった。
エドに発した言葉は全て自分に向けた言葉。
ロイは”自分のためにヒューズを取り戻したい”のだ。
”ヒューズの生身の身体に触れたい”のだ。
そしてハボックとしたように自分をアルの代わりにさせる。
身体は反応しているのに、自分では無い存在を見ているエド。
ハボックはどんな思いで、自分を見てくれないロイを抱いたのだろう?
その後もロイはハボックと関係を続けた。・・・・ヒューズの名を呼びながら。
昼はヒューズの仇をがむしゃらに探し、夜になればヒューズの名を呼びながらハボックに抱かれる。
何もかもが許せなかった。
自分をおいて死んだヒューズも・・・・ヒューズの名を呼ぶことを許し自分を抱くハボックも・・・・。
・・・・・・・しかし一番許せないのは、自分だった。
ヒューズの仇。それだけがロイの濁りの無い憎しみを向ける唯一の相手だった。
ただ殺すだけでは足らない存在。
そしてホムンクルス=ラストとロイ・ハボックは戦う。
ヒューズの仇では無いが、その仲間。
戦いの結果・・・・・・・・・・・・・・ハボックは両足の感覚を失くした。
ハボックが死にかけたとき、ラストの賢者の石を迷い無くハボックのために使おうとした。
ヒューズのためではなく・・・・・。
自分を切り捨てろというハボック。「ヒューズ准将との約束を守れ」と。
しかしロイはハボックを切り捨てたりなど出来るはずも無かった。
ハボックはすでに、ロイに必要な唯一無二の人間になっていたのだから。
賢者の石を欲する理由がハボックのためになっていることに、ロイはうすうす気づいていた。
エンヴィー。ヒューズの仇。やっと・・・・・やっとたどり着いた。
エンヴィーを倒せば楽になれる気がした。ヒューズのことも忘れられるような気がした。
しかし私怨で殺すことを許さないリザとエド。
ロイは・・・・・・・泣きたい気持ちを隠してエンヴィーの自死を見ていた。
人体練成を迫られるロイ。
ヒューズの名を出され、再び揺れる心。しかしハボックの顔が頭に浮かぶ。
真理の門
「ロイ・・・・・。ごめんな。」
ヒューズの声が聞こえた気がした。
振り向くロイにヒューズは後姿を見せたままだった。
「・・・・・・もういいからな」
ロイの視界が真っ白に染まり、やがて世界は闇に包まれた。
全ての戦いが終わり、賢者の石はロイの目とハボックの足を治した。
ロイは真理の門でヒューズに会ったことは誰にも話さなかった。
ヒューズのことを忘れることは無い。
自分のなかのヒューズを抱え、認め、愛したまま、ロイは生きていく。
どんな時も自分を許し、そばに居てくれたハボックとともに。